生きていく中で殆どの方が愛する人(家族・恋人・友人・ペット)との死を体験されていると思います。 その愛する人や親しい方を失った体験を悲嘆(グリーフ)といい、その後、残された者の悲しみは深く複雑で非常に辛い苦しみを感じていると思います。
特に、この東北においては震災によって突然の別れを体験された方の多くは今もなお…悔しさや、もどかしさの中で癒されることのない長い時間を過ごされているかもしれません。
悲嘆療法は頭(顕在意識)では対処しきれない感情と潜在意識下で繋がり、イメージを活用しながら癒していくものです。 会いたかった存在との再会を果たし聞きたかったこと、伝えたかったこと、して欲しかったこと等、対話をしながら再びコミュニケーションをする事で、フリーズした感情を癒やし、止まってしまった時間(記憶)を進めていくことで、苦しみから解放され、また新たな感覚を感じていただける事でしょう。